地鎮祭 ―ちゃぶ台のある家―

2017年4月1日9時より、高松市にて地鎮祭を執り行いました。

前日は終日雨模様でしたが、この日は早朝に雨が上がりました。

雨の地鎮祭は、雨降って地固まる、火事にならない家ができる、などと縁起が良いそうです。

よく、城の屋根に鯱(しゃちほこ)がありますが、あれも火事にならないように、という魔除けなんですね。

 

さて、地鎮祭ですが、皆様は地鎮祭とは何か知っていますか?

「じちんさい」と呼んだり「とこしずめのまつり」と呼んだりします。

簡単に説明すると、

神様にこの土地を利用するお許しをいただいて、工事の無事を祈る儀式です。

今回は、出雲大社高松分祠より神職の方をお呼びし、お供え物をして、祝詞をあげ、お祓いをしました。

 

そのあとに、地鎮の儀。

「えいっえいっえいっ!!」(写真は施工者となる田中建設の田中氏)

「えいっ」は繁栄の「えい」ですね。

そして、参列者全員で玉串を捧げます。

建主の家族みんなで、二礼四拍手一礼(これは出雲大社の場合です)。

お嬢さんたちも上手にやってました。

最後に、お迎えした神様をお送りし、直会(なおらい)で参列者がお供えのお酒をいただいて、

無事、地鎮祭終了。

 

着工が待ち遠しいですね。

午前中は空に雲が多かったですが、昼からはとても気持ちのいい晴天に恵まれましたよ。

これから行う工事の無事を表すかのような、本当に良い天気でした。

よい家ができますように。

 

(午後に訪れた栗林公園 掬月亭から撮った写真)