智頭杉

「智頭杉」(ちづすぎ)って知っていますか?

杉の産地、鳥取県智頭町で育まれた杉のことです。

先日、その智頭町に行ってきました。

見渡す限り、杉、スギ、すぎ・・・・・。

そんな町なのです。

この町の植樹の歴史は400年以上続いているそうで、

木目が細かく赤身の多い、良質な材が採れる地域です。

森の中は涼しい風が心地よい。

近くで水が流れていて空気も澄んでいるように感じます。

森林浴でリフレッシュ!!

 

 

↑ここは原木市(げんぼくいち)を行うところ。

このときはGW期間なので営業はしていませんでしたが、作業されている方がいたので少し拝見。

市場で魚や肉がセリに掛けられ、業者さんが買い付けをしますよね?

木材も同じで材木屋さんが原木市場で買い付けて、それを加工して柱や梁、床板等になって皆様のところへいきます。

今度は原木市、見てみたいなぁ。

 

杉は日本固有種。

ベイスギとかヒマラヤスギってのがありますが、それらはヒノキ科やマツ科なんです。

成長が早く、やわらかく、肌触りがよく、香りもよい。

構造材にも仕上材にも使える日本を代表する木材ですね。

しかも、かなりお買い得な価格帯。

フローリングに使うのもおすすめ。

ただ、やわらかい=傷が付きやすい、なので、注意。そこは難点です。

やわらかく温かみのある肌触りをとるか、硬く傷付きにくさをとるか、ですね。

「傷」を「味」だと思える方には、ほんとにおすすめです。

 

国内に杉の産地はたくさんあります。

秋田杉、吉野杉、天竜杉、飫肥、日田杉、智頭杉・・・。

産地を選んでみるのも楽しいかもしれませんよ。