完成見学会(高校生編)―「ちゃぶ台のある家」番外編―

こんにちは、山猫百貨店一級建築士事務所の山根です。

2017年も師走に入りました。早いですね、もう年末です。

なんだか12月って忙しいですよね、早めに計画して動きたいですね。

 

さて、「ちゃぶ台のある家」ですが、先日の一般の方向けの完成見学会前に高校生が現場見学に来ました。

見学に来たのは僕もお世話になった母校、香川県立高松工芸高等学校建築課の有志20名ほどです。

少しでも母校に恩返しができればと思い、高校生に向けた見学会開催に至りました。

「この家は居間に床座を取り入れた計画で…」と説明する僕。

何をコンセプトとして設計するかで大きく設計が変わります。

「これは24時間換気用の給気口で…。このサッシは樹脂製で…」と説明する僕。

関連法規や温熱環境も頭に入れて設計することが必要ですね。

「ここからアンパンマン列車が見えるんですよ」と説明する僕。

窓から見える眺望やお隣さんとの窓の位置も考慮しながら設計が必要ですね。

「手摺が八角形や!」と気付く生徒さんもいました。

こだわりに気付いてもらえると嬉しいですね。

握りやすいんですよ、これ。

 

高校の生徒さんはみんな熱心に話を聞いてくれて、感想文も後日いただきました。

かなりびっしり書いてくれたんですが、全部は紹介できないので極一部を紹介します。

・(造作の)玄関戸が印象的でした。すごくかわいかったです。

・(枠を見せない引戸の構造を知って)こういうアイディアがあってこそ、デザイン面と機能面が両立できるんだと思いました。

・(エアコン配管の隠し方について)細やかな配慮がなされているんだと感心させられました。

・さらに建築に興味を持つことができました。

・いずれ仕事に就いたときはお客様に最高の家を建てられるように今から勉強をがんばっていきたい。

・建築はたくさん考えないとだめなことが多いけど楽しいお仕事なんだろうなと思いました。

などなど…。

 

少しは母校への恩返しになってるといいなぁ。

これからも山猫百貨店一級建築士事務所が社会に貢献できることがあればしていきたいです。

高校生のみんなに追い付かれないように僕も頑張ります!!