完成しました!!―「3つの土間の家」現場レポート05―

11月より工事に入っていた「3つの土間の家」がついに完成しました。

これからここで生活が始まります。

「3つの土間の家」はリノベーションプロジェクト。

母屋の隣に建っていた建物は2階建てで、1階はガレージとトイレ、洋室×3室。

その中で、1階のガレージと洋室の1室が工事範囲です。

ガレージ部分には玄関やリビングダイニングキッチンを設け、洋室部分には浴室や洗面室、収納を設置。

母屋にもキッチンや浴室などはあります。

なので、今回の工事でお施主様のお宅は2世帯住宅となりました。

ここは玄関となる部分です。

この縦格子は桧を八角形に加工したものを取り付けていますが、手すりの役割を持っています。

玄関の段差に対応するバリアフリーの観点と、玄関に木の雰囲気をプラスするため。

玄関から和室へ出入りできますが、和室は床が上がっているのでここにも手すり兼格子を設けています。

3つの土間のうち、1つ目はこの玄関にある玄関土間のことです。

(この写真には土間が移ってませんが。。。)

ここはリビング。

ここにも土間があります。

ということで、2つ目の土間はリビング脇にあります。

薪ストーブで暖をとったり、日当たり抜群なので物干しスペースとしたり。

ちなみに、床は桧無垢材です。

壁は珪藻土の左官壁です。

3つ目の土間は、母屋へ通じる通り土間です。

(またまた写真がありませんが。。。)

リビングから和室方向を見たところ。

左のほうに写っているのはカメラのレンズです。

フォトグラファーの鍋坂さんに撮影してもらってたときの写真なので、わざとレンズを入れて撮りました。

そちらの写真は「山猫の仕事集」内の「3つの土間の家」に載せていますのでご覧ください。

(3つの土間全てがこちらの写真にはありますよ。)

和室です。

和室は床を上げているので腰掛けることもできます。

壁天井には土佐和紙を貼っています。

吊り押入の下は板張り、柿渋塗りです。

押入を浮かすことで床部分が増えますよね?

床部分が見えると少し広く感じるんですよね。

洗面室です。

浴室と隣接しているので脱衣所も兼ねます。

洗面器は実験用シンクです。これ、大きくて使い勝手いいんです。

 

先日、完成した「3つの土間の家」に施工を担当した田中建設の棟梁と共にご招待いただきました。

ごちそうをいただき、おなかもいっぱい。

自分で言うのもなんですが、居心地のよいおうちでしたよ。

薪ストーブも活躍していました。

 

元ガレージとは思えない、すっかり生活のためのスペースとなりました。

ガレージは無断熱だったので、もちろん快適に過ごせるように断熱改修も行っていますよ。

完成した他の写真は「山猫の仕事集」内の「3つの土間の家」にて。

 

新築でも、リフォーム・リノベーションでも、いい家づくりができますよ。

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