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住まいながら

無垢フローリングに醤油をこぼした!どうする?

はじめに

山猫百貨店では、無垢材のやさしさと美しさを大切にしながら、五感で楽しめる住まいづくりをご提案しています。

特に床材は、毎日の暮らしの中で足裏から心地よさを感じられる大切な要素。
一方で「無垢の床はお手入れが大変そう」「シミが気になる」という声も多く聞きます。

そこで今回は、実際に無垢フローリングに醤油をこぼして検証しました。
これから家を建てたい方や、うっかり床に醤油をこぼしてしまった方の参考になれば幸いです。


目次

  1. 無垢フローリングに醤油をこぼした!どうする?
  2. 実験スタート:床材3種を比較
  3. 醤油をこぼしてすぐ拭くと?
  4. 9時間放置してみた結果
  5. メラミンスポンジの実力を検証
  6. 無垢フローリングを選ぶ前に知っておきたいこと
  7. 日々のお手入れのポイント
  8. まとめ

1. 無垢フローリングに醤油をこぼした!どうする?

「裸足で歩いて気持ちのいい、無垢の床にしたい」
でも 「シミや汚れが心配」 と迷う方も少なくありません。

私たちも同じ疑問を持ち、実際に醤油をこぼして検証。
無垢材のリアルなお手入れ事情を体験的にご紹介します。


2. 実験スタート:床材3種を比較

用意した床材は3種類です。

  • 杉の無垢材(無塗装/蜜蝋ワックス塗布)
  • 桧の無垢材(無塗装/蜜蝋ワックス塗布)
  • 合板フローリング(ウレタン塗装仕上げ)

👉 蜜蝋ワックスは自然素材で作られた撥水性のある木材保護剤。小さなお子様やペットのいるご家庭にもおすすめで、ご自分でも塗り直し可能です。

蜜蝋ワックスを塗る様子
若干色が濃くなっている部分が蜜蝋ワックス塗布部分
醤油を垂らしたところ

3. 醤油をこぼしてすぐ拭くと?

● 杉の無垢材

  • 無塗装部分 → 染みが残る
  • 蜜蝋ワックス塗布部分 → 目立たず拭き取れた

● 桧の無垢材

  • 無塗装部分 → やや染みが残る
  • 蜜蝋ワックス塗布部分 → ほとんど染みは残らず

● 合板フローリング

  • 表面が塗膜で守られており、シミなし

4. 9時間放置してみた結果

夜にこぼして朝まで気づかない…そんな状況を再現しました。

  • 無塗装部分 → 染み込みあり
  • 蜜蝋ワックス塗布部分 → 無塗装に比べて染みが軽減
  • 合板フローリング → 完全に拭き取り可能

👉 ワックス塗布の有無で大きな差が出ることが確認できました。

乾拭きではさすがに綺麗にならないことが明白なため、布を湿らせて拭き取りました。

5. メラミンスポンジの実力を検証

「やっぱり無垢材はシミが残る…」とがっかりする前に、メラミンスポンジを使ってみました。

  • 無垢材(無塗装部分) → 染みがほとんど気にならないレベルに回復!
  • ワックス塗布部分 → 元の状態に近い見た目に

このように、適切なお手入れをすれば、無垢材でも十分きれいに保てることが分かりました。
さらにこの後、蜜蝋ワックスを再塗布すると、撥水性も戻り見た目も整います。


6. 無垢フローリングを選ぶ前に知っておきたいこと

無垢材は「自然素材」です。
木目も節もすべてが世界にひとつ。まるで“家族の一員”のように暮らしに寄り添ってくれます。

その一方で、汚れや傷に敏感な面もあります。
けれど、それは「手をかけて育てていく素材」であることの証でもあります。

無垢材の床は、“すでに完成されているもの”ではなく、“時間と共に味わいが深まるもの”と捉えていただける方には、おすすめしたい素材です。

  • 無垢材は「自然素材」であり、世界に一つの木目や節を楽しめる素材。
  • 一方で汚れや傷がつきやすく、“手をかけて育てる素材” と捉える必要があります。
  • 合板フローリングのような「手間いらず」ではありませんが、経年変化とメンテナンスの喜びを味わえます。

7. 日々のお手入れのポイント

無垢フローリングを心地よく使い続けるには、次のようなお手入れをおすすめします。

  • 定期的なワックス塗布(半年〜1年に1回/特に水回りは重点的に)
  • 汚れはすぐ拭き取る
  • シミはメラミンスポンジやサンドペーパーで軽く研磨+再ワックス

👉 メンテナンスというより、「木と暮らす習慣」だと考えていただけると、日々の家事も少し楽しくなります。
実際、ワックスを家全体の無垢材に塗るのは大変かもしれません。そういう場合は、汚れらやすいところ、例えば水廻りだけは定期的に塗る、でも良いと思います。

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8. まとめ

無垢フローリングは、見た目の美しさだけでなく、足触りや香り、空気感までも変えてくれる素材です。
確かに、合板フローリングのような“手間いらず”とはいきません。ただ、合板フローリングは表面が経年劣化で表面が剥がれるととても残念な見た目になります。
それに比べ無垢フローリングは「手をかける喜び」「育てる楽しさ」が暮らしの中に生まれます。

  • 足触りや香り、室内の空気感を変える力
  • 経年変化で「味わい」と「愛着」が増す素材
  • シミもお手入れで回復可能

という点で、暮らしの質を豊かにする床材です。

👉 山猫百貨店では、無垢材と上手に付き合いながら素材の美しさを楽しめる家づくりをご提案しています。
「木の家に暮らしたいけれど不安がある」という方は、ぜひ お問い合わせフォーム よりご相談ください。

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