建築は、暮らしの背景になれたらいい。

設計事例(住宅(新築))

畳リビングの家|伝統素材と現代空間

「畳のある暮らしを、もっと自由に、もっと心地よく」。
そんな思いから生まれたのが、香川県高松市に建つ 畳リビングの家 です。

一般的に畳は「和室」に敷かれるものですが、この家ではリビングや2階の廊下にも畳を採用。
家のどこにいても、ごろりと横になったり読書をしたりできる、くつろぎの居場所があちこちにある住まいです。

外観は ガルバリウム鋼板と杉板 による端正で現代的なデザイン。
一方で、室内は畳・無垢材・漆喰などの伝統素材を用いながら、吹抜けや大空間といった現代的な要素を取り入れています。
伝統素材と現代性が重なり合う、やわらかさと凛々しさを併せ持つ住宅。
これから家を建てたいと考えている方に、設計のヒントとなる要素がきっと見つかるはずです。

👉 香川県で「自然素材 × 高性能 × 現代的デザイン」の住まいを検討中の方は、お問い合わせフォーム よりご相談ください。


目次

  1. 設計背景|畳リビングを選んだ理由
  2. 設計コンセプト|畳を主役に、どこでもくつろげる住まい
  3. 空間構成|異素材と段差で区切る、一体感とメリハリ
  4. 素材のこだわり|畳と自然素材で、五感に響く住まい
  5. 性能のこだわり|長期優良住宅 × 高断熱・高耐震の安心設計
  6. 畳リビングの魅力とメリット
  7. この事例から学べること
  8. 建築概要|用途・工法など
  9. FAQ|よくあるご質問
  10. まとめ|自然素材と性能を両立した、心地よい住まいづくり

設計背景|畳リビングを選んだ理由

「畳は和室に」という固定観念を超えて、暮らしの中心=リビングに畳を敷く
この選択は、施主様が「床に座ってくつろぎたい」「子どもと一緒に寝転がれる家にしたい」と考えたことがきっかけでした。

さらに、2階の廊下にも畳を敷くことで、単なる通路が「くつろぎの場」へと変わります。
住まい全体を、どこにいてもリラックスできる空間にすることが狙いでした。


設計コンセプト|畳を主役に、どこでもくつろげる住まい

  • リビング全面に畳 → 家族が集まり、ごろ寝や遊びの中心に
  • 2階廊下にも畳 → 通路でなく、居場所として機能する
  • 伝統素材+現代性 → 畳や漆喰と、吹抜けや開放的な空間を融合

「畳」という日本の伝統素材を、現代的な住まいに再提案したのがこの住宅の大きな特徴です。


空間構成|異素材と段差で区切る、一体感とメリハリ

家全体をひとつの大きな空間として計画しながら、段差や床材の違いによってゾーニングを行いました。

  • リビング・ダイニング・キッチンを壁で仕切らず、段差と素材で役割を分ける
  • 吹抜けで1階と2階をつなげることで、空気と気配が自然に流れる
  • プライベート空間(水廻り・個室)は最小限に閉じ、共有空間は最大限に開く

これにより、開放感と安心感が両立する暮らしが実現しました。


素材のこだわり|畳と自然素材で、五感に響く住まい

素材選びは「目に見える美しさ」だけでなく、触れて心地よく、毎日の暮らしに馴染むことを大切にしました。

  • 畳(リビング・廊下) … ごろ寝・読書・遊びに最適
  • 無垢材(1階:桧、2階:杉) … 足触りが柔らかく、調湿性もある
  • 漆塗り床板(洗面・トイレ) … 防水性と意匠性を兼ね、施主お手製
  • コルクタイル(キッチン) … 水や油に強く、足腰に優しい
  • 漆喰ローラー塗(壁・天井) … やわらかな質感と調湿効果
  • 外壁:ガルバリウム鋼板 × 杉板 … モダンさと自然素材の調和

畳を中心に、自然素材で全身を包み込む住まいです。


性能のこだわり|長期優良住宅 × 高断熱・高耐震の安心設計

見えない部分の性能にも妥協せず設計しました。

  • 長期優良住宅 認定取得
  • 耐震等級3(最高等級)で地震にも安心
  • 断熱性能:UA値 0.47 W/㎡K → 夏涼しく冬暖かい
  • 気密性能:C値 0.79 cm²/m² → 隙間が少なく快適
  • 家庭用エアコン1台で全館快適 → ランニングコストも抑制

自然素材の心地よさ × 高性能の安心感 を両立させました。


畳リビングの魅力とメリット

  1. くつろぎやすい:床に座ったり横になったり、自由度が高い
  2. 子育てに最適:小さなお子さんが安全に遊べる
  3. 多用途:客間・寝室・遊び場など多目的に使える
  4. 温熱的に快適:畳は断熱性が高く、夏涼しく冬あたたかい

「和室」として閉じ込めるのではなく、暮らしの中心に畳を置くことで暮らし方が広がります。


この事例から学べること

  • 畳は「和室専用」ではなく、リビングや廊下にも活用できる
  • 自然素材と現代的な空間構成を組み合わせることで、柔らかさと開放感が両立する
  • 高性能住宅にすることで、自然素材の魅力がより活きる

畳を中心にした住まいは、日本らしさを楽しみながら現代的に暮らす新しい選択肢です。


建築概要|用途・工法など

  • 所在地:香川県高松市
  • 建物用途:戸建住宅
  • 構造規模:木造2階建
  • 工事種別:新築
  • 敷地面積:318.76㎡(96.42坪)
  • 延床面積:94.40㎡(28.55坪)
     - 1階:52.17㎡
     - 2階:42.23㎡
  • 設計:山猫百貨店一級建築士事務所
  • 施工:有限会社田中建設

FAQ|よくあるご質問

Q. 畳リビングはメンテナンスが大変ですか?
A. 定期的な表替えが必要ですが、畳表を変えることで新鮮な香りや肌触りを楽しめます。

Q. 畳は洋風の家にも合いますか?
A. 素材や色味を工夫すれば、モダンな住宅にも自然に馴染みます。

Q. 畳リビングのデメリットは?
A. 椅子やテーブルとの相性はやや制限がありますが、床座を楽しむ暮らし方を選ぶことでメリットが勝ります。


まとめ|自然素材と性能を両立した、心地よい住まいづくり

「畳リビングの家」は、

  • 畳を主役にした現代的な暮らしの提案
  • 自然素材の魅力を活かした空間づくり
  • 高断熱・高耐震で長く安心できる住まい

を兼ね備えた住宅です。

👉 香川県・高松市で 「自然素材を活かした住まい」や「畳リビングのある家」 をご検討中の方は、お問い合わせフォーム よりお気軽にご相談ください。

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