3つの土間の家

所在地 :香川県木田郡三木町
建物用途:戸建住宅
工事種別:リノベーション
竣工年 :2018年
施工  :有限会社 田中建設

主な使用材料
外壁   :ガルバリウムサイディング
床    :桧
吊押入下部:杉板柿渋塗

内壁   :珪藻土塗、土佐和紙貼(和室)
天井   :珪藻土塗、土佐和紙貼(和室)
サッシ  :APW330・331、プラマード(YKK ap)
造作材  :杉、桧
薪ストーブ周囲不燃壁:大谷石(別途工事)

 

山猫の日記帳(blog)にて工事の様子がご覧いただけます。⇒【3つの土間の家(山猫の日記帳)】

 

改装前

 

改装後

写真:鍋坂静男

 

母屋の隣に建つ2階建ての建物をリノベーションして二世帯住宅に。

そこの建物の1階は元々、ガレージ兼物置、洋室3室、トイレがありました。

そのうち、ガレージ兼物置、洋室1室を計画範囲としてリノベーション。

「3つの土間」とは、

・みんなが使う玄関土間。

・親世帯ための母屋へ通じる通り土間。

・リビングと一体の土間。

3つの土間はそれぞれ役割も共用性の度合いも違います。

土間が大切なお客様を迎え、そして家族をつなぐことを期待して計画しました。

リビング脇の土間では薪ストーブで暖をとったり、日当たりを活かして物干しに使ったり。

ガレージ部分は無断熱でした。

そのままではとても快適な生活は過ごせない。

断熱改修を行い、無垢材や珪藻土などの自然材料を使用し、快適性も向上させました。

 

元ガレージとは思えない、シンプルで落ち着いた空間に仕上がりました。