ちゃぶ台のある家

所在地 :香川県高松市
建物用途:戸建住宅
工事種別:新築
延床面積:96.86㎡(29.30坪)

竣工年 :2017年
施工  :有限会社 田中建設


主な使用材料

外壁  :ガルバリウムサイディング
屋根  :ガルバリウム
床   :杉
内壁  :漆喰ローラー仕上、ラワン合板
天井  :漆喰ローラー仕上
サッシ :APW330・331(YKK ap)、シンフォニーマイルド/オープンウィン(LIXIL)
ウッドデッキ:桧(防腐剤注入材)
玄関引戸:[外部]枠 ベイマツ(ピーラー)、アユース、ウォールナット、カリン、タガヤサン [内部]杉
戸袋  :ベイマツ(ピーラー)
布団干し兼落下防止手摺:ウリン

 

■山猫の日記帳(blog)にて工事の様子がご覧いただけます。⇒【ちゃぶ台のある家(山猫の日記帳)】

 

写真  :鍋坂静男
写真*1 :山猫百貨店一級建築士事務所

 

新しさの中に、どこか懐かしさを感じる家。

家族4人のためのこの住宅は、リビングに床座を取り入れています。
床座とは、椅子を使わず床に座る様式です。西洋化されるより以前の日本ではお馴染みの様式です。
床に座った家族がちゃぶ台を囲む風景がここにはあります。
床座にすることでダイニングテーブルやチェアを置くスペースが必要なくなり、省スペース化に貢献できます。
それは、コストを下げることにもつながります。

床材は全て、足触りがよく、木のぬくもりを感じられる杉の無垢材。
杉はやわらかいので歩いても良し、寝転んでも良し。

床座を取り入れたちゃぶ台のある暮らしがここに始まりました。