もうすぐ仕上工事―「ちゃぶ台のある家」現場レポート07―

こんにちは、山猫百貨店一級建築士事務所の山根です。

台風が相次いで接近しました。

各地で大きな被害があったことを耳にすると、胸が締め付けられるような気持ちになります。

また、防風によって火事が大きく燃え広がったという災害も続けて起こっています。

建築側であらかじめ対処できることは対処して、こういった災害をできる限り抑えたいものだと設計者として感じています。

防災グッズを完備したり、もしものときの避難場所を家族と話しておくなどの心がけも大切ですね。

 

さて、「ちゃぶ台の家」はこれから仕上工事に入ります。

仕上工事とは、壁や天井に左官や塗装をしたり、壁紙を貼ったりして完成時実際に見える部分の工事ですね。

今この写真で見えている壁や天井は全て下地です。

この上に仕上げをしていきます。

ここは洗面室です。

洗面器を設置する部分にはガルバリウム合板を貼っています。

黒く見える部分ですね。

ここの壁・天井はこれから壁紙を貼ります。

2階のサッシの外側に設置した木の板。

これはなんでしょう?

これは、布団を掛けるために付けています。

この木はウリンという耐久性に優れた樹種を採用しています。

かなり硬い木です。重たいです。

この写真に写る変わった木は榁(むろ)の変木かな?

棟梁に用意してもらいました。

床柱に使われる木ですが、この家には和室がありません。

キッチン前にカウンターを計画していますが、その脚に使用します。

 

棟梁と一緒に建具屋さんへ。

玄関扉を確認しに行ってきました。

↑外部側

いろいろな樹種を使ったパッチワークの扉です。

存在感有り!!なかなかいいじゃないですか。

↑内部側。

床材と同じ杉材で製作してもらいました。

設置されるのが楽しみです。

 

11月に入ると外構工事も始まります。

完成見学会までにどこまでできるかな?

完成見学会は11/18(土)、19(日)高松市花園町にて行います。

ご興味ある方はぜひお越しください。

「完成見学会」 開催