お盆の出来事。
数年ぶりに行ってきました、「こんぴらさん」へ。
地元の香川県にありますがうちからは近くないのであまり行く機会はないですね。
正式には「金刀比羅宮(ことひらぐう)」ですが、
「こんぴらさん」と呼ぶほうが親しみがこもってていい感じです。
こんぴらさん、というと、「階段」ですね!!
本宮までは785段、その先の奥社までは1368段。(僕は実は本宮までしか言ったことがないという。。。)
小さなお子様もご高齢の方々も参拝してます。
ずーーーっと階段が続いてる、というのではないですのでご安心を。
始めのほうは土産屋が軒を連ねていますし、本宮までに書院やレストラン・カフェ、美術品を見られるところまであります。
丸山応挙、伊藤若冲、高橋由一など、こんぴらさんで見られる美術品は豪華です。
この門の先は五人百姓。
ここを上ると本宮です。
本宮。
本宮からの長い回廊。
こんぴらさんは海上交通の神様でもあるので船の写真がずらり。
鈴木了二設計の建築もあります。
現代の技術と伝統技法が組み合わされた建築です。
やはりここにも階段が。
今回も奥社まで行かなかったのでこんぴら参拝はここまで。
階段をまた下って表参道でうどんを食べて、午後は旧金毘羅大芝居「金丸座」へ。
現存する最古の芝居小屋で、江戸時代末期に誕生して今も現役です。
毎年春には皆様もご存知の歌舞伎役者が揃います。
写真で見るよりかなり迫力のある建築物です。
桝の中で歌舞伎を観覧している挿絵を社会の教科書で見たことがありませんか?
裏方の部屋も見れます。
ここは大部屋ですね。
お風呂まであるんだ。
土壁に角柱。
刃物で削った跡がいい感じ。
土壁に丸柱。
補修の跡がいい感じ。
この「金丸座」はほとんどの部分が見学可能です。
桝席に座って舞台を眺めるもよし、
二階席から全体を見渡すもよし、
奈落に下りて仕掛けに感心するもよし、
裏方の部屋に座って出番を待つもよし、
花道を歩いて役者気分を感じるもよし、
見得を切るもよし。
………すみません。
これは見得じゃないですね。
何はともあれ、こんぴら参りからの金丸座見学、楽しく過ごせました。
こんぴらさんの表参道はお店もたくさんあるのでお土産も休憩も讃岐うどんもOKです。
皆様にもおすすめですよ!