子育てしながら建築を仕事にする


-この本との出会い-

 先日、Facebookを眺めていると、ある本を読んだって話を投稿している方がいました。
そのタイトルが、「子育てしながら建築を仕事にする」。



 1歳の子どもがいる我が家。すぐに購入。
この本では16人の建築業界で働くママさんパパさんの日常を垣間見れます。
他の建築を仕事にしている人も大変ながらうまくやってるんやなぁ、僕も頑張ろう、という気持ちになりましたね。
山猫百貨店一級建築士事務所(現在は自宅兼事務所・スタッフ不在)の山根はこんな感じでやってますよ、ってことを今回のblogにしたいと思います。


-1日のスケジュール-

 6:30 起床
 6:40 子どもの朝ごはん、着替えなど準備
 7:00 子ども起床・おむつ替え、着替え、食事、検温
 7:30 妻が出勤する
 8:20 保育所へ送る
 8:50 自宅兼事務所へ帰宅
 9:00 仕事開始
16:30 保育所お迎え
17:00 自宅兼事務所へ帰宅・夕食作り
18:00 妻が帰宅する・子ども夕食
19:00 大人夕食、食事後少し休憩
20:00 子どもとお風呂
20:30 子どもを寝かせ始める
22:00 仕事再開

なんとなく、こんな感じ。
ですが、1歳児のお世話は思ったように進まないことだらけ。
朝ごはん中にお茶をひっくり返す・スプーンを投げる、着替えたがらない、体温計を嫌がる、反りかえって泣き叫ぶ。。。



なんとか朝、保育所に預けた頃には結構な疲労感。。。
(仕事モードに切り替えが難しい。)
そして、しばらくすると保育所からTEL…。
「〇〇くん、体温が38度超えてます」
お迎え要請です。。。
帰った頃には37度前後に下がってることも多く…。
こっちが泣きたい。。。
今年4月に入所、すぐに新型コロナウィルスの影響で自粛要請。
慣らし保育期間もなくなり自粛が明け保育所生活が始まったため、子どももよく頑張ってると思いますが。。。



夕方、保育所から帰ると、子どもは遊んでほしい気持ちと空腹と疲れでまた容赦なく反りかえって泣き叫ぶ。。。
それを横目に急いでごはん作り。



↑鶏むね肉でナゲット製作

お風呂に入れて寝かせようとしてもなかなか寝なかったり。
(絵本を何冊も読まされる。。。)
子供を寝かせるときには僕が疲れ果てて一緒に寝てしまうこともしばしば。


-家事分担-

うちは、「家事はできるほうがやる」ってことになってる。
今は妻が保育所の時間より先に仕事に出るし、僕は自宅兼事務所で自営なのである程度時間は調整できる、ってことで送り迎えは僕。
お迎え後は1歳児が家にいて仕事にならないので今のところ、ごはんは僕が作ることにしている。
(僕は大学時代からの十数年は一人暮らしをしてたので家事はそれなりにはできるはず。)
 洗濯や夕食の後片付けetcは妻がやってくれてるし、土日は妻が休みなので子供も家事もほぼ任せてます。
 あと、食洗器(賃貸アパートですが分岐水栓を付けて設置しました)や乾燥機付の洗濯機には多変お世話になっています。ルンバも欲しいな…。


-しんどいだけじゃない-

 

保育所に送っていったときは泣いて離れるのを嫌がって、迎えに行くと急いで笑顔で寄ってきて抱き着いてくれる。
泣くこともたくさんだけど、笑顔もたくさん見せてくれるし、作ったごはんをおいしそうに食べてくれると嬉しい。
いつもは食べない野菜を食べてくれると「おっ!」と思う。
(このblogを書いている日は、めずらしくおかわりして食べてくれた。)
まだしゃべれないけど、なんとなく意思疎通もできてきて、楽しい。
大変な毎日だけど、日々の成長を目の前で感じることができるのは嬉しい。
 ちなみに、打合せのときはさすが難しいけど、役所や取引先に書類を提出・受取しに行ったりするときに子供同伴で行ったりしてます。
結構みなさん温かく受け入れてくれてます。



↑確認検査機関へ同伴。


-子育てしながら建築を仕事にすること-

 

確かに、子育てしながら建築を仕事にするのは、大変です。
(建築に限らず大変だと思います。)
でも、やってみるとなんとかなるもんです。
大変だけど(正直言うとマジでしんどくて何もかも投げ出したくなりますが)、やる価値はかなりありますね。
やれないと思うからやれないんであって、やってみるとできるもんのようです。
毎日毎日失敗しながらもできることが少しずつ増えていく子ども見てると、そう思います。
 この経験を活かして設計をしていけるのは強みだなぁと思う、今日この頃。
実は1歳児だけじゃなくうちは思春期真っ只中の中学生もいるんです。
子育て世代の家づくり応援します。ぜひ山猫百貨店一級建築士事務所にお問い合わせください。
 最後はちゃっかり宣伝しちゃうっていう。



おしまい。